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社会奉仕の現在・過去・未来

2018年10月16日開催の第3345回例会にて、松尾富彦社会奉仕委員長が卓話。創立から現在までの社会奉仕の事業を丹念に調べ上げ発表された。
全文を会報に掲載できず、はたまた、広く世のロータリアンに問うた方が良いと考えて、ブログに掲載しました。

プ ロ グ ラ ム
社会奉仕委員会担当  松尾社会奉仕委員長
過去の歴史をたどっていきたいと思います。参考資料(活動計画書、記念誌より)
① 網走ロータリークラブの創立について 昭和28年 道内9番目戦後新設第一号
② 年代別
・1953~54(S28.11~29.6) 
平均年齢44歳 創立メンバー24名 入会金3,600円会費15,000円 会場 商工会議所
・1954~55(S29~30)
岩内大火災見舞金・・灯台慰問(各灯台の家族に対して慰問品を送る)
年末助け合い運動に協力
ゴミ箱の設置(総合グランド、駅前、網走湖畔、天都山)
・1955~56(S30~31)
  6月に開館する水族館及び網走郷土博物館にゴミ箱寄贈
・1956~57(S31~32)
  市内 桂ヶ丘 向陽高校 中央小 スケートリンク上開設
・1956~57(S31~32)
  例会場を山水閣ホテルに変更
・1959~60(S34~35)
  敬老の日金一封贈呈 駅前休憩舎及び観光案内所に寄付 伊勢湾台風見舞金を送る
・1960~61(S35~36)
  会員誕生祝は創立以来行われているが、結婚記念日を制定し夫人同伴で出席して記念品
を贈る。
網走湖の市営スケートリンク場で行う全道全日本スピード選手権大会へ1万円寄付
・1961~62(S36~37)
  7月25日の例会にて、今後初めての例会日を(日の丸デー)と定め粗食例会とし社会奉仕活動の一助とすることにした。
・1962~63(S37~38)
  市内3校の小学生5,000人を招待して中劇と東映で教育映画(東京オリンピックの道)
の鑑賞会を行う。身障児招待網走小桂学級10名招待
・1963~64(S38~39)
  網走小桂学級18名招待(バス旅行の原点)
北見市に社会見学旅行ルート 丸正デパート~川西ボタン園昼食~NHK北見放送見学
 駅前に花壇設置
・1964~65(S39~40)
網走小桂学級14名招待 
岬ラインを下り能取灯台に到着 灯台内部見学、昼食を取り帰校。
国旗掲揚運動を行う(11月23日の勤労感謝の日)
・1965~66(S40~41)
北見市川東の老人ホームに雑誌、タバコ、菓子を寄贈。歳末助け合い運動に参加
・1966~67(S41~42)
  寿大学の老人78名を中劇招待し映画鑑賞。
特殊学級生徒慰安・・天都山、網走湖荘~熱帯植物園、水族館見学
・1967~68(S42~43)
  寿大学映画鑑賞。特殊学級生徒45名、父兄13名、先生5名、メンバー5名・・・・
  市民会館~天都山、大観山、網走湖荘、植物園、水族館、オホーツク荘
・1968~69(S43~44)
  横断樹200本寄贈、老人ホームの人映画鑑賞招待。市民会館にて15周年記念式典
  市に救急車の内用品一式を寄付する。
・1969~70(S45~46)
  交通安全事故掲示板寄贈
・1970~71(S45~46)
  駅前花壇整備。ボーイスカウト、海洋少年団に寄付。
身体障害者援助の一つとして市内小中学校生徒を招待慰問。 緑の羽運動に協力
・1971~72(S46~47)
  市内小中特殊学級生徒を研修旅行に招待。(生徒69名)
  小清水小中校、いなせランド、美幌峠、女満別空港を研修
  少年少女卓球大会金一封を寄贈、東亜国内航空(丘珠~女満別)開始
・1972~73(S47~48)
  駅前花壇整備。緑の羽根募金。ボーイスカウト寄付。少年少女卓球大会に助成
  バス招待旅行60名(全体)小清水スターチ工場見学。
  藻琴山登山。社明運動参加。老人ホーム寄付
・1973~74(S48~49)
駅前花壇整備。社明運動参加。老人ホーム図書寄贈。市植樹参加。
少年少女卓球大会に助成。特殊学級児童に招待研修旅行。社明運動参加。
・1974~75(S49~50)
バス旅行(女満別空港、北見パークランド)網走養護学校もちつき慰問。
社明運動参加。緑の羽根募金。ローターアクトの育成(発会式)
ボーイスカウト育成に助成金
・1975~76(S50~51)
バス旅行中止図書及び書庫を寄贈。二中ブラスバンドに寄付金。駅前花壇整備。

・1976~77(S51~52)
バス旅行生徒68名(北見パークランド見学)
市植樹祭、社明安全パレード参加、福祉センターに映写用暗幕を寄贈。緑の羽根協力共同募金と献血に協力
・1977~78(S52~53)バス旅行の実施
・1978~79(S53~54)
バス旅行生徒60名(北見パークランド見学)
市植樹祭、社明運動パレード参加、共同募金参加
・1979~80(S54~55)
バス旅行。社明運動参加。市植樹祭参加。献血に協力
  ライラプログラムへRC会員を派遣
・1980~81(S55~56)バス旅行。赤い羽根。
・1981~82(S6~57)
  社明運動パレード参加、特殊学級50名川湯方面招待バス旅行
  赤い羽根、緑の羽根協力。養護学校餅つきに協力  
・1982~83(S57~58)
  バス旅行27名参加美幌峠~いなせランド川湯)
献血協力。社明運動パレード参加、市民植樹、赤い羽根、緑の羽根
・1983~84(S58~59) 
  バス旅行、養護学校72名を巡視船に乗船招待。社明運動パレード参加
・1984~85(S59~60)
  献血、赤い羽根、緑の羽根共同募金。社明運動パレード参加、市民植樹
  バス旅行 美幌峠~いなせランド、東藻琴滑り台
・1985~86(S60~61)
社明運動パレード参加、バス旅行、赤い羽根、市民植樹。電電公社と専売
公社民営化
・1986~87(S61~62)
バス旅行生徒21名、父兄先生21名、会員2名、美幌峠、いなせランド、東藻琴滑り台、赤い羽根、社明運動参加パレード
・1987~88(S62~63)
秋永智徳ガバナーの時 バス旅行、美幌峠、いなせランド、東藻琴、市植  樹祭の参加、社明運動パレード参加
・1988~89(S63~64)
  バス旅行 北見ファミリーランド(58年にできた)、赤い羽根・緑の羽根募金、市植樹祭再参加、社明運動パレード参加
・1989~90(H1~2)
  社明運動パレード参加、バス旅行、北見文化センター及びフラワーランド、市植樹祭参加、赤い羽根・緑の羽根募金
・1990~91(H2~3)
  社明運動パレード参加、バス旅行、市植樹祭
・1991~92(H3~4)
  社明運動・交通安全参加、バス旅行、市植樹祭参加、緑化推進委員会に寄 
  付
・1992~93(H4~5)
  社明運動交通安全大会参加、バス旅行、イトウヨウカドウで買い物学習、博物館見学、市植樹祭参加、緑の羽根募金
・1993~94(H5~6)
  北海道南西沖大地震奥尻島で死者200名
・1994~95(H6~7)
  社明交通安全運動参加、第33回バス旅行北見ファミリーランド25名参加、山の水族館、市植樹祭、緑の羽根、東方沖地震被災へ義捐金、阪神淡路大地震へ義捐金
・1995~96(H7~8)
  バス旅行北見、美幌、地下鉄サリン事件
・1996~97(H8~9)
  例会2222回、消費税5%スタート、バス旅行北見ファミリーランド、緑の羽根募金、市植樹祭参加、社明パレード参加、鴻巣春輝会長
・1997~98(H9~10)
幹事:中原、バス旅行生徒14名、先生父兄16名、会員2名、北見ファミリーランド、留辺蘂山の水族館、流氷祭り寄付、緑の羽根募金、
・1998~99(H10~11)
  幹事:松井、初めての女性会員(後藤田生子)の入会、
・1999~2000(H11~12)
  幹事:本間弘哉、バス旅行、緑の羽根募金、社明運動市民パレード
・2000~01(H12~13)
  幹事:秋永
・2001~02(H13~14)
  幹事:藤原、バス旅行生徒17名、緑の羽根募金、社明運動市民パレード、七福神祭りでフリーマーケット開催、植樹(エコーセンター)
・2002~03(H14~15)
会長:畑山、幹事:中野、社明運動市民パレード参加、七福神祭りでフリーマーケット開催、流氷祭り寄付、植樹、バス旅行
・2003~04(H15~16)
  会長:中原、バス旅行、社明運動市民パレード参加
・2004~05(H16~17)
  社会奉仕、人間尊重委員会、会長:松井、社明運動参加、バス旅行全体49名産参加、クリスマスパーティー参 
 加
・2005~06(H17~18)
  社会奉仕、人間尊重、環境保全、バス旅行72名、ふれあいクリスマスパーティー参加、ロータリーの森(能取)植樹、社明運動参加
・2006~07(H18~19)
  社会奉仕、人間尊重、環境保全、会長:本間弘哉、幹事:高橋、社明運動参加、バス旅行79名、ふれあいクリスマスパーティー参加、ロータリーの森(能取パークゴルフ場)植樹
・2007~08(H19~20)
  社会奉仕、人間尊重、環境保全、会長:秋永、幹事:本間公三、社明運動参加、バス旅行(北見ファミリーランド)100名位、ロータリーの森(能取)植樹
・2008~09(H20~21)
  社会奉仕、人間尊重、環境保全、会長:藤原、幹事:高田、社明運動参加、バス旅行(北見ファミリーランド)全体100名、ふれあいクリスマスパーティー参加、ロータリーの森植樹例会、市植樹祭参加、
・2009~10(H22~23)
  会長:米村、幹事:成瀨、社明運動参加、バス旅行(北見ファミリーランド)、全体90名、ふれあいクリスマスパーティー参加、市植樹祭参加、ロータリーの森植樹例会(能取)
・2010~11(H22~23)  
会長:東、幹事:田中、社明運動参加、バス旅行、ふれあいクリスマスパーティー参加、ロータリーの森植樹、流氷祭り・夏祭り寄付
・2011~12(H23~24)
  会長:本間公三、幹事:野田美智明、社明運動参加、バス旅行、ふれあいクリスマスパーティー参加、ロータリーの森植樹、流氷祭り・夏祭り寄付
・2012~13(H24~25)
  会長:成瀨則之、幹事:松山 茂、社明運動参加、バス旅行、ふれあいクリスマスパーティー参加、流氷祭り・夏祭り寄付
・2013~14(H25~26)
  会長:高田 巧、幹事:池田真哲、花火大会寄付、バス旅行、ふれあいクリスマスパーティー参加、サンライズヨピト畑仕事、社明運動参加、
・2014~15(H26~27)
  会長:田中勝則、幹事:石川、障がい者就労支援講習会参加、バス旅行、ふれあいクリスマスパーティー参加、社明運動参加、サンライズヨピト畑仕事
・2015~16(H27~28)
  会長:野田美智明、幹事:山口 悟、社明運動参加、バス旅行(北見ファミリーランド)、ふれあいクリスマスパーティー参加、流氷祭り・夏祭り寄付、赤い羽根・緑の羽根共同募金、第1回網走マラソンの協力、サンライズヨピト畑仕事、
・2016~17(H28~29)
  会長:松山 茂、幹事:近藤昌義、社明運動参加、バス旅行(北見ファミリーランド)、ふれあいクリスマスパーティー参加、赤い羽根・緑の羽根共同募金、第2回網走マラソン協力、流氷祭り・夏祭り寄付、サンライズヨピト畑仕事
・2017~18(H29~30)
  会長:後藤田生子、幹事:小澤儀仁、社明運動参加、バス旅行(北見ファミリーランド)、ふれあいクリスマスパーティー参加、サンライズヨピト畑仕事、赤い羽根・緑の羽根共同募金、流氷祭り・夏祭り寄付、第3回網走マラソン協力

以上です。社会奉仕委員会は、時代と共に変化しながら行う継続事業だと思いました。
      2018,10,16        社会奉仕委員長 松尾富彦
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3333回 ゾロ目例会です

21年に一度!ゾロ目例会です
「話題子」は、実に楽しみにしていました。21年に一度のゾロ目例会、話題子は過去に一度2222回例会を経験しています。
ですから、今回、お祝いで懐かしい紅白の饅頭でも記念品に出るのかと思っていたのです。
あに図らんや、今時お祝いだからと言ってそんな饅頭何かの時代ではありませんでした。

以下、池田会長挨拶です

本日は3333回の例会ということで、いわゆるゾロ目例会でございます。前回の2222回はというと1年が52週ですから約21年前ということになります。平成8年~9年ですので、きっと鴻巣さんのお父様が会長の年度でしょうか。私もそのころは札幌にいて、行政書士試験に合格して、ローターアクトの地区代表をやっていたころです。ひと昔もふた昔も前になりますが、次回はというと4444回は21年後ということになり、自分は68歳ですので、それまで元気でロータリーを続けていられたらと思います。
さて、本州では連日の猛暑で、昨日はなんと埼玉県熊谷市で41.1度を記録され、国内史上最高記録の更新となりました。気象庁は「命の危険がある」とか「もはや災害だ」と発表しておりますが、お亡くなりになられた方もおいでですので、それほど大げさなものではないようです。我が家も今週末妻と息子がオープンキャンパスに参加するため東京に行くのですが、無事帰ってこられるのか非常に心配であります。
 今週末といえば、いよいよ花火大会が行われます。北村会頭を筆頭に関係されている会員が多いと思いますが、予報では気温も高く、絶好の花火日和になりそうです。我がクラブも例年にならって、打ち上げ花火に協賛させていただきましたので、是非とも会場にお越しいただき、短い夏の楽しいひと時をお過ごしいただければ幸いです。

池田会長スタートのご挨拶

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7月第1例会での会長挨拶です

本日より網走ロータリークラブ会長に就任いたしました池田真哲でございます。どうぞよろしくお願いいたします。偉大な先輩方を前にして45回も挨拶をさせていただくチャンスを頂き、誠にありがとうございます。
まずは、寝不足の方が多いのかと思いますが、本日未明に行われたロシアW杯サッカーベスト8を掛けた日本対ベルギー戦、結果は日本にとっては残念なものとなりましたが、格上を相手にまさかの2点リードする展開に持ち込み、サッカーファンはのみならず国民にとってまさに「半端ない」試合となりました。
乾選手が2点目のゴールを挙げたときは、誰しもが勝利を確信したのではないでしょうか。あともう1点とれていたらとか、2点目がもう少し後半であったらとか、話は尽きないのですが、そもそも日本はチャレンジャーですので、追われる展開での心のもろさが露呈してしまったのかもしれません。強豪国ベルギーをその気にさせた日本代表に今一度エールを送りたいと思います。
さて、本日朝、バリーラシンRI会長よりメールが届きました。そこには、「本日はロータリー年度の初日、ともにロータリーの新たな役割に取り組む最初の日です。」そして、こう続きます「前任者からリーダーシップのバトンを受け取り、後任者へバトンを渡す準備を始める日です。」たしかにそう思えば、自分の役割が「後へつなぐこと」であるということが明確となり、気持ち少しが楽になりました。キックオフ直前にこのようなメールをいただけるとは、思ってもみませんでしたので、さすがロータリーと感心させられました。
正直なところ、私一人ではまだまだ前を向いてまっすぐ走ることはできませんが、一色幹事や役員理事の皆様、そして会員の皆様のサポートを頂きながら、まだ見えぬバトンゾーンまで走り切りたいと思います。格式のある挨拶は苦手ですので、背伸びせず、私なりの言葉でお話しさせていただきますので、1年間お付き合いのほどよろしくお願いいたします。

網走RCのブログを再開します。

このブログの読者の皆様方、ご無沙汰しています。
網走ロータリークラブも、池田会長・一色幹事のもとで、新年度がスタートしました。
成瀨ガバナー年度も終了しましたので、ブログを再開です。
クラブのHPも更新しました。

楽しい、時には辛口で、エスプリやユーモアや変な冗談交じりの文章で、皆様方のお目目を汚します。
どうかお楽しみに。

職業奉仕につて 川原田委員長

平成29年1月17日例会卓話 川原田一史職業奉仕委員長の研究成果を全文掲載いたします。
是非ご一読ください。
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『職業奉仕ってなに?』職業奉仕委員長 川原田 一史

さて、今月が「職業奉仕月間」ということで、「職業奉仕は日常実践するもので、職業奉仕月間は職業奉仕を理解する月間」なので、難解で難しくて、訳わからなくなりましたけど、このロータリーの神髄である「職業奉仕」について自分なりに感じたり、考えたことを紹介していきたいと思います。

まず、この職業奉仕とは、アーサー・フレデリック・シェルドンが提唱したロータリー固有の奉仕理念でありますが、これを理解するには「ロータリー運動は倫理運動である」ことを理解しなければなりません。この倫理とは「人が正しく歩む道」の事です。人を泣かせるような行為をしてはいけない、人を欺いてもいけない、非人道的、非社会的行為をしてはいけない、世のため人のために尽くしなさい、というのが倫理の教えです。これをまず理解したうえで、職業奉仕を考えていきましょう。

「自分の職業を通して社会に奉仕するのが職業奉仕である」と、よく言われてますが、自分の職業を通そうが通すまいが、社会に奉仕するのですから、この奉仕活動は社会奉仕です。でも職業奉仕と区別するには、「受益者が誰であるか」という事を考えなければならない。つまり奉仕活動によって、受益者が「自分以外の地域の人々、もしくは地域社会の場合は「社会奉仕」であると思います。逆に、奉仕活動によって、受益者が今度は自分自身の場合は「職業奉仕」であるという事になると思います。
つまり「職業奉仕」という言葉の「職業」とはお金を儲ける為の手段で、私たちが生きていくために正当な利益を得るということは自然な事なんですが、利益追求ばかりでなく世のため人のために「奉仕」活動をすれば、そこには「尊敬と信頼と信用」を得ることが出来て、しいては廻り回って自分の職業が繁栄するという事です。
そしてこれを実践することによって、顧客の満足度を最優先にして自らの職業を通じて他人に奉仕すると、顧客がリピーターとなって何度も訪れ、また別の顧客を紹介してくれるから、その店は発展していきます。リピーターが再三訪れる店は、当然のことながら高い商道徳を持っています。ですから、職業奉仕の実践は結果として高い職業倫理にも繋がるし、事業の発展が継続していく事になります。
「最も多く奉仕する者、最も多く報われる」という言葉をご存知でしょう。これはより多くの社会奉仕活動をすればするほど、その地域の人々や地域社会からより多くの職業奉仕である「尊敬と信頼と信用」を得るのです。これが「最も多く奉仕する者、最も多く報われる」なのです。つまり、ロータリーの職業奉仕とは、「職業を営むこと(金を儲けること)が、世のため人のための奉仕となる」と言っているのです。ここが職業奉仕にとって一番難解な点です。

でも、日本にも実は昔から、同じような考えがあったのです。そちらのほうが理解しやすかったので、紹介します。先ほど「職業奉仕」を実践していくと、結果、事業の発展が続きますよ、とお話ししましたが、そうゆう意味では逆に企業の継続こそが「職業奉仕」と言えるんじゃないのかなって思います。
この企業の継続といいますと、現在私の店は東京西川チェーンと言うボランタリチェーンに加入しております。西川産業という寝具の老舗メーカーの商品を扱っておりますけど、この西川産業、年が明けたので昨年のことになりますが、創業450年を迎えました。1566年、室町時代の頃から続いてるって言うんだから気の遠くなるような話です。ところが調べてみると日本には100年以上続く企業が数多く存在し、しかも、200年を超える世界の長寿企業の半数以上は、日本の企業だそうです。東京商工リサーチの調査では、2017年に創業100年以上となる老舗企業は、全国で3万3,069社あることがわかりました。業歴別では「100年以上200年未満」が3万1,136社、「200年以上300年未満」が822社、「300年以上400年未満」が639社、「400年以上1,000年未満」が465社、そして1,000年以上の企業は7社もありました。このように長寿企業となるためには経営理念が大変重要ですが、西川産業も含め「近江商人」が作った店が数多く長寿企業として現在も続いております。有名なとこでは、近藤幹事がいらっしゃった「トヨタ」をはじめ、「高島屋」「ワコール」「日本生命」「丸紅」「伊藤忠」「大丸」などが近江商人の流れを汲む代表的な企業です。そしてその近江商人の経営哲学が「三方よし」という考えです。彼らは、本拠地である近江から、天秤棒を担いで他国に赴き、麻の布などの近江の名産品を売り歩いていたそうです。そして商売が成功すると、その地域に店を出店し、現地の人の声に耳を傾け、需要の高い商品を全国から仕入れて商いを行っていました。よそ者である近江商人が各地で受け入れられるためには、顧客や地域社会から信頼を得る必要があったので、彼らは売り手本位の商いを禁じていました。このような経緯から生まれたのが、「売り手よし、買い手よし、世間よし」という考えです。売り手の都合だけで商いをする事を禁じ、買い手が心の底から満足できるサービスを提供すること、さらに事業活動が地域社会の発展や福利の増進に繋がることまでを、彼らの使命としていました。これこそがシェルドンの考えであり、はるか昔の日本にも同じ考えがあり現在にも通じる教えであると思います。そして近江商人の商売の心得である十訓を紹介します。
一、商売は世の為、人の為の奉仕にして、利益はその当然の報酬な

(三方良しの原点です)
二、店の大小よりも場所の良否、場所の良否よりも品の如何。
(品質、立地の重要さ)

三、売る前のお世辞より売った後の奉仕、これこそ永遠の客をつくる。
(顧客満足度を上げる)

四、資金の少なきを憂うなかれ、信用の足らざるを憂うべし。
(資金より大切な財産、それは信頼である)

五、無理に売るな、客の好むものも売るな、客の為になるものを売れ。
(流行に惑わされない、良いものを提供する)

六、良きものを売るは善なり、良き品を広告して多く売ることはさらに善なり。
(五、に同じ)

七、紙一枚でも景品はお客を喜ばせる、つけてあげるもののないとき笑顔を景品にせよ。
(良い接客でお客様に奉仕を)

八、正札を守れ、値引きは却って気持ちを悪くするくらいが落ちだ。
(デフレーションの仕組みは、この訓示に逆行していますね)

九、今日の損益を常に考えよ、今日の損益を明らかにしないでは、寝につかぬ習慣にせよ。
(長期的視野も大切、今日一日の経営も大切)

十、商売には好況、不況はない、いずれにしても儲けねばならぬ。
(商売の鉄則、松下イズムに通じるのもここにあり)

以上、商売十訓でしたけど、大変わかりやすく、商売の基本だなぁと思うところがたくさんあったと思います。
いずれも、世のため、人のために、自分の職業を通して社会に貢献できるように、常に意識をしてロータリアンとして行動するように努めていきたいと思います。
最後にロータリアンとしての職業倫理のもっとも明快節潔な原則であり、「職業奉仕」の指針として常用している、四つのテストを唱和して、この卓話を終わりたいと思います。一緒に唱和お願いします。
言行はこれに照らしてから
1. 真実かどうか?
2. みんなに公平か?
3. 好意と友情を深めるか?
4. みんなのためになるかどうか?

最後まで、つたない話をご清聴いただき、ありがとうございました。

ガバナー事務所が堂々完成!

国際ロータリー第2500地区 2017~18年度のガバナー事務所が完成して、
堂々のオープンとなりました。

8月19日には、成瀬ガバナー、本間地区幹事のほか関係者が一堂に集まり
目出度く開所式となりました。
まだまだがらんとしていますが、徐々に事務所らしくなっています。

住所は
北4条西3丁目 その名も「ポラリス」という立派な建物2階です。
ポラリスとは、皆さんご存知の通り、こぐま座α星、こぐま座で
最も明るい恒星で2等星ですね。
現在の北極星ですね。
古来日本では、北の大星とか北の明星とか北辰とか目当て星とか呼ばれています。
ポラリスは、地球から見てほとんど動かない星ですので、世界各地で『不動の星』と
認識され、大航海時代が訪れたのでしょうか。

いよいよ、成瀬ガバナーも、大航海に臨むことでしょうね!ポラリスを守り星として、ぶれずに進んで行く事でしょう!
船出に際し、非常に縁起の良い事務所が開設したお話でした・・・。(話題子2世、久方ぶりに会心の文章でした?)

2016~17年度委員会構成です

会長 : 松 山  茂
【四大奉仕部門  担当】 会長エレクト: 後藤田 生子
【クラブ奉仕運営部門 担当】 副会長   : 池田  真哲
幹事 : 近 藤 昌 義     直前会長 : 野 田 美智明
副幹事  : 小 澤 儀 仁   SAA : 田 中 勝 則    会計   : 吾孫子  力
理 事・ 親  睦 : 大 谷 義 則    理 事・社会 奉仕: 鴻 巣 直 樹
理 事・ 例   会 : 石 川 康 弘    理 事・青少年奉仕: 益 村 公 人
理 事・職業 奉仕: 川原田 一 史    理 事・国際 奉仕: 松 尾 富 彦

[委員会構成] ◎委員長 〇副委員長

クラブ奉仕部門 ・副会長(池田 真哲)担当
会員委員会 ◎ 高田  巧 〇北村 譲二 ・畑山 敏光

広報委員会 ◎山崎 研司 〇松井  丈 ・本間 公三

親睦委員会 ◎大谷 義則 〇奥谷 雍子
         ・藤田正文・山田俊美 ・佐々木儀幸・中野邦夫・波岡英治
         ・東義真・伴道弘・菅原巌・杉村浩 ・近田光廣・下道考禎・浅利順愛

例会委員会 ◎ 石川 康弘 〇一色  隆 ・成瀬 則之

(運営部門) ・会長エレクト(後藤田 生子)担当      

SAA(会場監督) ◎ 田中 勝則 〇小澤 儀仁 ・野田 美智明

職業 奉仕委員会 ◎川原田 一史 〇米村 喜和 ・本間 弘哉

社会奉仕委員会 ◎鴻巣 直樹 〇荒木 哲夫 ・田中 克政

国際 奉仕委員会 ◎ 松尾 富彦 〇高橋  清 ・秋永 智淳


ロータリー 財団・米山記念奨学会委員会  ◎茄子川 昌弘 〇吉住 光子 ・藤原 孝一

青少年 奉仕委員会 ◎ 益村 公人  〇中原 章博 ・本間 信一

      ※地区委員会参画 派遣委員

・ガバナーエレクト 成瀬 則之

・ ローターアクト委員会  委員長: 池田 真哲

・ロータリー情報・CLP推進委員会  委員長: 松井  丈

 ・危機管理委員会  委員: 池田 真哲

・ローターアクト委員会  委員: 益村 公人

 ・青少年委員会  委員: 本間 信一

松山会長年度のスタートです!


2016~2017年度 網走ロータリークラブ方針 松山茂

会 長  松 山  茂
「温故知新」 もって師となるべし
 ・古きことを大切に温めて、誰かに教えるくらいしっかり研究し習熟してこそ、新しい事を知ることができる。 選ばれた会員が毎週開かれる例会に集って、お互いが、師となり徒なって奉仕の心を学び自己研鑽を重ねる
重点目標
 例会の活性
例会においていかに友情を深めるかを考え実行すること
いかにして、真の親睦が保たれるような環境整備をはかる
   ↓
 理事会
例会の場で職業上の発想の交換を通じて分かち合いの精神による事業の永続性を学び、友情を深め、自己改善をはかる
いかにして、真の親睦が保たれるような環境整備をはかる
       活動重点目標
※・例会の活性化 …「理事会」
例会の場で職業上の発想の交換を通じて分かち合いの精神による事業の永続性を学び友情を深め、自己改善をはかる
(例会においていかに友情を深めるかを考え行動すること、いかにして真の友情が保たれるような環境の整備をはかる)

※・委員会活動に対する啓蒙 …「委員会」
 所属委員会の仕事を十分に理解し委員会の目標達成に向け議論および行動の実践をまた、活動状況について定期的な話し合いを持つ

※・ガバナー輩出年度に向けた支援・協力 …「全員」
 会長エレクト研修セミナー、地区研修、協議会開催への積極的な参加

超!ご無沙汰です・・・

皆様!超・・ご無沙汰しています。
網走ロータリークラブのブログは一体どうなっているのだ、さっぱり更新していないじゃないか。
というお声が全く聞こえてこないのでした。超!寂しい・・・。
読者の声に励まされ、自分自身で叱咤激励して今後は復活するのだ!
どうしてそんな気になったかって?次年度広報委員会の副委員長を仰せつかったからですよ

それでは、野田会長のお話を見てください。
とっても勉強になりました。

今日の挨拶は、 「コンパニオンプランツ」 の話をさせていただきます。
 二種類以上の植物を近距離に植えて栽培すると、一方または双方に生育がよくなる、病害虫が減るなどの効果が現れることがあります。「コンパニオンプランツ」(共栄作物、共存作物)とは、読んで字のごとく共存共栄関係のこと、あるいは、そのような関係にある植物同士のことをいいます。具体的には、キュウリなどのウリ科とネギ類を混植すると、ウリ科野菜の連作障害から来る「つる割病」が減少するなどが挙げられます。
 
 なぜそのような共存共栄関係が成り立つのかについては、次のような理由があるらしいのです。 
・アレロパシー(他感作用)
植物は、その他の生物(微生物・昆虫なども)の生育促進・雑草の生育の抑制、害虫や病原菌の活動の抑制に寄与します。
・寄主特異性
同じ土で同じ植物ばかり植えると、害虫・病原菌が集まりやすい環境になります。そこ
に病害虫が嫌う植物を植えることにより、集まりが悪くなります。
 ・極相(クライマックス)
  植物が何度も種類を変えながら移ろいゆき、その土地に最も適合した安定的な状態に到
達することです。更地→草が生える→陽樹・落葉→陰樹・常緑→その先は、授業でもTV
でもあまり聞きませんが、最後は花畑になり昆虫の世界になります。
・根圏微生物
 同じ植物ばかりだと特定の微生物に偏り、生育不良・連作障害の原因となります。
・バンカープランツ(天敵温存植物)
 害虫には、必ず天敵が存在します。この天敵に好適なすみかや餌を提供する植物をバン
 カープランツといい、てんとう虫などが有名です。
 話はあと10ページになりますので、最後にわかりやすい例を紹介します。
 トマトにはマリーゴールドやバジルを植えると、コナジラミなどの害虫を遠ざけ生育を助
けます。コンテナで育てる場合の寄せ植えに最適です。

当たりますように!→当たりました!

新年例会で頂いた「宝くじ」
関東・中部・東北自治宝くじ

第2364回初夢宝くじが見事当たりました!
IMG_1894.jpg

1等180,000,000円が当たったら市に寄付したいと市長にお話ししましたが、
そこまで行かず今回の寄附は見送りとなりました。
でも、宝くじが当たるなんていい年になりそうですね。
目標 10,000人
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